レポートで確認できるデータについて説明します。
各レポート共通仕様
- 集計期間:2年前のデータまで遡ることができます(集計期間フィルターのあるレポートのみ)。
- ユーザー数:ユーザーID単位となり、ユニークユーザー数で表示されます。
- イベント数:イベントID単位となり、イベントのユニーク数で表示されます。
- 集計時間:データにより集計時間が異なります。
※各レポートへデータが反映される詳細な時刻については「レポートにデータが反映されるタイミングについて」をご確認ください。 - 集計単位フィルタで週または月を指定した場合:現在の週または月を含め、週または月の初めから末までが集計対象期間になります。
※週は月曜始まり、日曜終わりで集計されます。
- 例)2024/01/16(火)時点における集計対象期間
直近1週:2024/01/15(月)~2024/01/21(日)
直近2週:2024/01/08(月)〜2024/01/21(日)
直近1月:2024/01/01~2024/01/31
直近2月:2023/12/01~2024/01/31
- 例)2024/01/16(火)時点における集計対象期間
- 集計開始日からデータが入るまでの期間は、グラフが表示されません(「ユーザー数推移」を除く)
イベントの重複について
OSの仕様、お客様のアプリ操作や端末の状況、通信状況などによって、イベントの重複が発生する可能性があります。
各レポートの概要と数値について
- ユーザー数推移
- アプリ利用傾向分析
- アプリ内メッセージ分析
- プッシュ通知・お知らせ配信分析
- クーポン分析
- ユーザー内訳
- ユーザー属性分析
- ファネル分析
- リテンション分析
- フリーレイアウト分析
- セグメント分析
1. ユーザー数推移
ユーザー数の推移と許諾率の推移を確認できます。
レポートの確認方法はこちらをご確認ください。
集計単位
- 日:日毎のユーザー数および許諾率を表示
- 週:週毎のユーザー数および許諾率を表示
- 月:月毎のユーザー数および許諾率を表示
ユーザー数推移
アプリのユーザー数(UU)を確認できます。
- 新規:アプリの利用を開始したユーザー数
- アンインストール判明:アンインストールが判明したユーザー数
- 利用:アプリを起動したユーザー数
- 有効:該当日時点での有効な合計ユーザー数
許諾率推移
ユーザーの許諾率を確認できます。
- 有効ユーザープッシュ通知許諾率:有効なユーザーの中で、プッシュ通知の受信を許諾しているユーザーの割合
- 有効ユーザーGPSプッシュ通知許諾率:有効なユーザーの中で、プッシュ通知の受信とGPSによる位置情報の利用を許諾しているユーザーの割合
- 有効ユーザーGPSトラッキング許諾率:有効なユーザーの中で、GPSによる位置情報の利用を許諾しているユーザーの割合
- 新規ユーザープッシュ通知許諾率:新規ユーザーの中で、プッシュ通知の受信を許諾しているユーザーの割合
- 新規ユーザーGPSプッシュ通知許諾率:新規ユーザーの中で、プッシュ通知の受信とGPSによる位置情報の利用を許諾しているユーザーの割合
- 新規ユーザーGPSトラッキング許諾率:新規ユーザーの中で、GPSによる位置情報の利用を許諾しているユーザーの割合
2. アプリ利用傾向分析
確認したいイベントをフィルターに指定することで、各イベントの発生状況を確認できます。
レポートで確認できるイベントについては、以下のガイドをご確認ください。
APPBOXではどんなイベントが取得できますか?
お客様独自のカスタムイベントは、イベントフィルターにイベントkeyを直接入力していただくことで確認可能です。
レポートの確認方法はこちらをご確認ください。
件数の単位
- イベント数:イベントの発生回数
- ユーザー数:イベントを発生させたユーザー数
時間の単位
- 日:日毎のイベント発生数またはイベント発生ユーザー数を表示
- 週:週毎のイベント発生数またはイベント発生ユーザー数を表示
- 月:月毎のイベント発生数またはイベント発生ユーザー数を表示
アプリ利用傾向の推移
イベントごとのユーザー数や発生数の推移を確認できます。
時間帯別アプリ利用傾向
1時間毎のイベントデータを確認できます。表示されるデータは、集計期間の合計値です。
各時間の集計は0分0秒〜59分59秒までのデータが対象です。
例)0には、0:00:00〜0:59:59までのイベントデータが表示される
曜日別アプリ利用傾向
曜日毎のイベントデータを確認できます。表示されるデータは、集計期間の合計値です。
3. アプリ内メッセージ
アプリ内メッセージの配信結果を確認できます。
フィルターでKPIイベントや特定のアプリ内メッセージを指定できます。
レポートの確認方法はこちらをご確認ください。
イベント数
集計期間中の合計イベント発生回数を確認できます。
- 閲覧:アプリ内メッセージが表示された回数
- ボタン1押下:ボタン1がタップされた回数
- ボタン2押下:ボタン2がタップされた回数
- KPIイベント達成:アプリ内メッセージの閲覧後、指定した期間内にKPIイベントが発生した回数 ※複数メッセージが同一のKPIイベント発生に関与した場合、メッセージ数に関係なく、カウントは1になります。
ユーザー数
集計期間中に各イベントを発生させたユーザー数を確認できます。
- 閲覧:アプリ内メッセージを1回以上表示したユーザー数
- ボタン1押下:ボタン1を1回以上押したユーザー数
- ボタン2押下:ボタン2を1回以上押したユーザー数
- KPIイベント達成:アプリ内メッセージの閲覧後、指定した期間内にKPIイベントを1回以上発生させたユニークユーザー数
※複数メッセージが同一のKPIイベント発生に関与した場合、メッセージ数に関係なく、カウントは1になります。
日別ユーザー数推移
各イベントを発生させたユーザー数を日別で確認できます。
- 閲覧:アプリ内メッセージを1回以上表示したユーザー数
- ボタン1押下:ボタン1を1回以上押したユーザー数
- ボタン2押下:ボタン2を1回以上押したユーザー数
メッセージ別配信結果
メッセージ毎の配信結果を確認できます。ABテストを行った場合、パターン毎に結果を表示します。
- ID:アプリ内メッセージのID
- メッセージ名:登録時に設定したメッセージ名
- パターン:ABテストのパターン名(ABテストを設定していない場合は空欄)
- 配信日:メッセージの表示を開始した日付(複数の期間で配信登録した場合は、最初の配信開始日)
- 閲覧ユーザー数:アプリ内メッセージを1回以上表示したユーザー数
- ボタン1押下ユーザー数:ボタン1を1回以上押下したユーザー数
- ボタン2押下ユーザー数:ボタン2を1回以上押下したユーザー数
- KPIイベント達成ユーザー数:メッセージの最初の閲覧後、設定した「KPIイベント貢献期間」内にKPIイベントを1回以上発生させたユニークユーザー数
- KPIイベント達成率:アプリ内メッセージを閲覧したユーザーの中で、KPIイベントを発生させたユーザーの割合。KPIイベント達成率=KPIイベント達成ユーザー数/閲覧ユーザー数
4. プッシュ通知・お知らせ配信
プッシュ通知・お知らせ配信の配信結果を確認できます。フィルターでKPIイベントや特定の配信を指定するほか、細かな絞り込みが可能です。
レポートの確認方法はこちらをご確認ください。
イベント数
集計期間中の合計イベント発生回数を確認できます。
- プッシュ通知:プッシュ通知の配信数
- お知らせ配信:お知らせ配信の配信数
- プッシュ開封:プッシュ通知が開封された回数
- お知らせ閲覧:お知らせ詳細画面が表示された回数
- URL遷移:リンク先のURLに遷移した回数
- KPIイベント達成:プッシュ通知の配信成功から、設定した「KPIイベント貢献期間」内にKPIイベントが発生した回数
ユーザー数
集計期間中に各イベントを発生させたユーザー数を確認できます。
- プッシュ通知:プッシュ通知が1回以上配信されたユーザー数
- お知らせ配信:お知らせ配信が1回以上配信されたユーザー数
- プッシュ開封:プッシュ通知を1回以上開封したユーザー数
- お知らせ閲覧:お知らせ詳細画面を1回以上表示したユーザー数
- URL遷移:URLのリンク先に1回以上遷移したユーザー数
- KPIイベント達成:プッシュ通知の配信成功から、設定した「KPIイベント貢献期間」内に1回以上KPIイベントを発生させたユーザー数
メッセージ別配信結果
メッセージ毎の配信結果を確認できます。ABテストを行った場合、パターン毎に結果を表示します。
- Message ID:プッシュ通知の ID
- 配信日:メッセージの配信を開始した日付
- 配信名:登録時に設定した配信名
- パターン:ABテストのパターン名
- プッシュ通知: プッシュ通知が配信されたユーザー数
- お知らせ配信: お知らせ配信が配信されたユーザー数
- プッシュ開封:プッシュ通知を開封したユーザー数
- お知らせ閲覧:お知らせ詳細画面を表示したユーザー数
- URL遷移:リンク先のURLに遷移したユーザー数
- KPIイベント達成:プッシュ通知の配信成功から、設定した「KPIイベント貢献期間」内にKPIイベントを1回以上発生させたユーザー数
- プッシュ開封率:プッシュ通知を開封したユーザーの割合
プッシュ開封率 = プッシュを開封したユーザー数 / プッシュ通知の配信が成功したユーザー数 - お知らせ閲覧率:お知らせを閲覧したユーザーの割合
お知らせ閲覧率 = お知らせを閲覧したユーザー数 / お知らせ配信が成功したユーザー数 - URL遷移率:URLのリンク先に遷移したユーザーの割合
URL遷移率 = URLのリンク先に遷移したユーザー数 / お知らせ配信が成功したユーザー数 - KPIイベント達成率:プッシュ通知の配信成功から、設定した「KPIイベント貢献期間」内にKPIイベントを1回以上発生させたユーザーの割合
KPIイベント達成率 = KPIイベントを達成したユーザー数 / プッシュ通知、お知らせ配信のうち少なくとも一方の配信対象となったユーザー数
ユーザー数推移
プッシュ通知の配信結果を日別で確認できます。
※イベントデータはプッシュ通知の配信日を基準として集計されます。
例)2023/10/23に配信したプッシュ通知が2023/10/24に配信成功、2023/10/25にお知らせ閲覧された場合、すべて2023/10/23にカウントされます。
- プッシュ通知: プッシュ通知が配信されたユーザー数
- お知らせ配信:お知らせ配信が配信されたユーザー数
- プッシュ開封:プッシュ通知を開封したユーザー数
- お知らせ閲覧: お知らせ詳細画面を表示したユーザー数
- URL遷移:リンク先のURLに遷移したユーザー数
開封・閲覧率推移
集計期間内の指標値の開封・閲覧率の推移を日別にグラフで確認できます。
※イベントデータはプッシュ通知の配信日を基準として集計されます。
例)2023/10/26に配信したプッシュ通知が2023/10/27に配信成功、2023/10/28にお知らせ閲覧された場合、すべて2023/10/26にカウントされます。
- プッシュ開封:プッシュ通知を開封したユーザー数
- お知らせ閲覧:お知らせ詳細画面を表示したユーザー数
- URL遷移:設定したURLに遷移したユーザー数
5. クーポン分析
クーポン配布後の利用・閲覧状況などを確認できます。UUIDやクーポン名などで、表示するクーポンを絞り込むことも可能です。
レポートの確認方法はこちらをご確認ください。
全クーポン総合利用状況
集計期間中のすべてのクーポンを合算した利用状況を一覧で確認できます。
※クーポンUUID・クーポン名・利用可能店舗などで絞り込みを行った場合は、絞り込んだクーポンの合計数が表示されます。
- 【閲覧】イベント数:クーポンが閲覧された回数
- 【閲覧】ユーザー数:クーポンを1回以上閲覧したユーザー数
- 【利用】イベント数:クーポンが利用された回数
- 【利用】ユーザー数:クーポンを1回以上利用したユーザー数
クーポン別利用状況
クーポン毎にイベント発生回数やユーザー数を確認できます。利用可能店舗を設定している場合、店舗毎にデータが分かれて表示されます。
- クーポンUUID:クーポンのUUID
- クーポン名:登録時に設定したクーポン名
- 利用可能店舗名:登録した利用可能店舗名
- 【利用】イベント数:クーポンが利用された回数
- 【利用】ユーザー数:クーポンを1回以上利用したユーザー数
- 【閲覧】イベント数:クーポンが閲覧された回数
- 【閲覧】ユーザー数:クーポンを1回以上閲覧したユーザー数
日別利用状況
各イベントの発生数を日別で確認できます。
- 閲覧:クーポンが閲覧された回数
- 利用:クーポンが利用された回数
6. ユーザー内訳
アプリの利用状況や各許諾状況などを確認できます。
レポートの確認方法はこちらをご確認ください。
直近28日間のアプリ利用頻度
28日前から前日までのユーザーのアプリ利用頻度をOS毎に確認できます。
※同日中に複数回、フォアグラウンドでアプリを利用した場合も1カウント
※アンインストール済みのユーザーも含む
利用頻度の分類
- 1日
- 2~3日
- 4~5日
- 6~7日
- 8~14日
- 15日以上
アプリ利用期間
ユーザーのアプリ利用期間をOS毎に確認できます。
利用期間の分類
- ~1週間:利用期間が7日未満のユーザー
- 1週間~1ヶ月:利用期間が7日以上30日未満のユーザー
- 1ヶ月~半年:利用期間が30日以上183日未満のユーザー
- 半年~1年:利用期間が183日以上365日未満のユーザー
- 1年~3年:利用期間が365日以上1095日未満のユーザー
- 3年~:利用期間が1095日以上のユーザー
プッシュ受信許可
プッシュ通知の受信を許可しているユーザーの割合をOS毎に確認できます。
GPSプッシュ受信許可
有効ユーザーのGPSプッシュ通知を許可しているユーザーの割合をOS毎にグラフで確認できます。
7. ユーザー属性
APPBOXのユーザー属性モジュールで取得した属性毎のユーザー数を確認できます。
レポートの確認方法はこちらをご確認ください。
※独自属性をご利用になり、属性値を1500件以上登録している場合、ユーザー数が多い順に最大1500件まで表示されます。
8. ファネル分析
会員登録など、ゴールとなるイベントまでのどの部分でユーザーが離脱しているかを確認できます。
レポートの確認方法はこちらをご確認ください。
スタートからゴールに至るまでのステップ(イベント)は、お客様にて登録していただく必要があります。ファネルの登録方法については、以下のガイドをご確認ください。
ファネルを登録する
※ファネルの上限は5つです。
※1つのファネルに登録できるステップの上限は8つです。
- 最初のステップ
- 達成ユーザー数:指定したイベントを1回以上発生させたユーザー数
- 達成率:100%のみ表示
- 2ステップ目以降
- 達成ユーザー数:1つ前のステップを達成後、指定したイベントのうちいずれかを1回以上発生させたユーザー数
- 離脱ユーザー数:1つ前のステップを達成後、指定したイベントを1回も発生させなかったユーザー数
- 達成率:1つ前のステップを達成後、指定したイベントのうちいずれかを1回以上発生させたユーザーの割合
達成率=指定したイベントのうちいずれかを1回以上発生させたユーザー数 / 1つ前のステップの達成ユーザー数 - 離脱率:1つ前のステップを達成後、指定したイベントを1回も発生させなかったユーザーの割合
離脱率=指定したイベントを1回も発生させなかったユーザー数 / 1つ前のステップの達成ユーザー数
表示されるグラフについて
設定したステップの途中ですべてユーザーが離脱した場合、離脱後のイベントはグラフには表示されません。
例)ファネル設定で8つのイベントを設定した場合
3つ目のイベントでユーザーがすべて離脱した場合は、4つ目以降のイベントはグラフ上には表示されません。
9. リテンション分析
ユーザーの継続利用率または継続利用ユーザー数を確認できます。
レポートの確認方法はこちらをご確認ください。
時間の単位
- 日:日付を起点に、27日後までのアプリの起動状況を表示
- 週:日付を起点に、11週後までのアプリの起動状況を表示(日付には週の始まりの日を表示)
- 月:日付を起点に、11ヶ月後までのアプリの起動状況を表示(日付には月初の日付を表示)
表示方法
- 再訪率:日付を起点に、アプリを起動したユーザーの割合を表示
- 人数:日付を起点に、アプリを起動したユーザーの人数を表示
新規ユーザーのみ
- はい:新規ユーザーのみが対象になる(起点となる日付にアプリを初めて起動したユーザーの、アプリの起動状況を表示)
- いいえ:新規ユーザーを含むすべてのユーザーが対象になる(起点となる日付にアプリを起動したユーザーの、アプリの起動状況を表示)
10. フリーレイアウト
フリーレイアウトで表示している画面の、レイアウトごとの利用傾向を確認できます。
画面名、レイアウト名、フリーレイアウトのイベント名で絞り込みが可能です。
レポートの確認方法はこちらをご確認ください。
- 画面名:フリーレイアウトに登録されている画面名を表示
- レイアウトID:レイアウトIDを表示(集計単位を「レイアウト」に設定した場合のみ)
- レイアウト名:レイアウト名を表示(集計単位を「レイアウト」に設定した場合のみ)
- ABテストパターン:ABテストを行った場合にパターン名を表示(集計単位を「レイアウト」に設定した場合のみ)
- イベント:発生したフリーレイアウトイベント名
- イベント数:該当するフリーレイアウトイベントの発生回数
- ユーザー数:該当するフリーレイアウトイベントを発生させたユーザー数
- KPIイベント達成ユーザー数:フリーレイアウトイベントの発生後、「KPIイベント貢献期間」内にKPIイベントを1回以上発生させたユーザー数
- KPIイベント達成率:フリーレイアウトイベントの発生後、KPIイベントを達成したユーザーの割合。 KPIイベント達成ユーザー数 / ユーザー数(該当行に表示されているユーザー数)
フリーレイアウトイベント
- レイアウト決定(画面が表示された)
- タブ切り替え
- 静的コンテンツタップ
- カルーセルタップ
11. セグメント
各セグメントのユーザー数の推移を確認できます。
レポートの確認方法はこちらをご確認ください。
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