カスタムURIとは?
カスタムURIとは、アプリで独自に定義したURIスキームです。
例えば、「http://iridge.jp」をクリックするとブラウザが起動し、iridge.jp のサイトが表示されるのと同様に、アプリのURIスキームを「abcd」と定義しておけば、「abcd://」がコールされたときに、そのアプリが起動されます。
実装方法
iOS
カスタムURIスキームをアプリ側で定義するためには、Xcode上で以下の手順で設定を行います。
- プロジェクトファイル>ビルドする TARGETS を選択します。
- Info > URL Types> URL Schemes に、URIスキーム文字列を設定します。
- Identifier に、アプリのバンドル ID を入力します。
この例では、「abcd://」が実行されれば、このアプリが起動し、UIApplicationDelegate の application:openURL:options: がコールされ、引数 url に実行されたときのURLが入ります。
Android
カスタムURIスキームをアプリ側で定義するためには、AndroidManifest.xml 上で任意の activity タグ内の intent-filter で設定します。
「abcd://」がコールされれば、AndroidManifest.xml に設定されている Activity が起動され、getIntent() で各種情報を取得し、処理を行なうことができます。この動作は、Android OS の通常動作に準じています。
活用方法
遷移先URLに指定する
カスタムURIで定義した、アプリ内の指定の画面に遷移する際に利用できます。
例)アプリの特定ページに遷移する場合、以下のURLを遷移先URLに指定abcd://top/special
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